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生命保険営業の見込み客探し、30代に生命保険は必要or不要?|保険のお仕事.com
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生命保険営業の見込み客探し、30代に生命保険は必要or不要?

30代の方はいま本当に生命保険を必要としているのでしょうか?

 決めつけるわけではありませんが、多くの人は30代ともなれば人生の様々な分岐点を迎えていることでしょう。結婚した人、出産・子供ができた人、マイホームを購入した人・・・など。家族との生活や老後を安心して過ごしたいと考えると早い段階で生命保険に加入した方が良いと考える人も多いのではないでしょうか。

 この記事では30代にとって「保険が必要な理由」「保険が不要な理由」を、保険業界10年以上の経験から解説したいと思います。本記事を読めば、現在の30代が保険に加入する理由・加入しない理由がわかります。

30代の生命保険加入率と加入意思

※生命保険文化センター 2021年度生命保険に関する全国実態調査より抜粋

まず前提として知っておいていただきたいのが生命保険加入率です。

 〈図表Ⅰー2〉のとおり年代別の加入率では20代こそ少し低いものの、30~80代前半までは何と80%を超える加入率で推移しています。85歳以降はさすがに下降していきますが、これは子供たちが独立して万が一に備える必要がなくなったと考えられます。

そんな中、30代は約90%という高い加入率となっています。働き盛りの30代は結婚して子供ができる年代でもあります。当然家族を養っていかなければなりません。もし万が一のことがあったらどうしよう、と考えるのも何も不思議ではありません。

30代に生命保険が必要な理由

扶養家族がいる

生命保険に加入する上でこの理由が最も大きいのではないでしょうか。

もしも自分に万が一何かあったときのために残された家族のことを考えておくことは大事です。

貯蓄が少ない

そもそも生命保険に加入するのは、万が一の際に医療費や生活費等の経済的不安を解決するためです。

もしもあなたに十分な貯蓄があるのであれば保険に加入する必要はないでしょう。

しかし現在の日本社会ではそのような人は稀なのではないでしょうか。

自営業である

仕事の形態が個人事業主やフリーランスの方は一般的な会社員などと社会保障制度の仕組みの違いから、公的な社会保障が非常に心もとないのが現状です。

なにしろ休業しても給料の保障がないので不安を感じる方も多いでしょう。

30代に生命保険が不要な理由

公的保険による保障がある

日本には充実した公的保険制度があります。病気になったときの高額療養費制度や亡くなった場合の遺族年金などがあり、あえて個人で生命保険に加入しなくても保障を受けることができます。

もちろん全てを公的保険制度でまかなうことは出来ないという考えもありますが、ある程度の保障が受けられるのであれば万が一起こるかどうか分からない不安のために保険に加入する必要はないかもしれません。

貯蓄がある

十分な資産があり、万が一の場合にも対処できるという人は生命保険に加入する必要はありません。

実際に家族全員の生活費を全て貯蓄で備えることのできるほどの富豪がいるのも事実ですが、これは一般の方にはかなり難易度が高く現在の日本社会では実現性は低いでしょう。

万が一の可能性は限りなく低いから

生命保険の支払事由に該当する確率はわずかです。厚生労働省の簡易生命表(令和2年版)によると、35歳男性の死亡率は0.071%(同年齢の約1,400人に1人)という確率です。

このような確率の観点から見ると生命保険で万が一に備えるのは無駄なように思えるでしょう。ただし、限りなく低いといってもゼロではないのも現実です。

1,400人に1人があなたになる可能性だって決して否定できません。

生命保険よりも投資の方が利率が良い

昨今、不景気の影響から貯蓄性のある保険商品が人気があります。もしもの時の保障に加えて貯蓄性のあるものが人気があるのは現在の経済状況を考えれば当然かもしれません。

貯蓄性のある保険商品の場合、途中解約すると大幅にマイナスになるデメリット等がありますので商品の特性をしっかり理解する必要があります。

しかし、最近では利率の良い商品はどんどん少なくなってきており、蓄財を考えるのであれば投資単独で考えた方が良いかもしれません。

生命保険営業の見込み客探し、30代に生命保険は必要or不要?【まとめ】

いかがでしたでしょうか。30代にとっての生命保険がどのようなものかご理解いただけたでしょうか。30代は働き盛りで昇進・昇給などでお給料も上がっていくことでしょう。

しかし、結婚・出産・マイホーム購入・子供の教育費など出費がかさむ年代でもあります。そんなときに決して少額ではない生命保険にお金を支払い続けるのは誰でも躊躇してしまいますよね。

生命保険の要・不要に正解はありません。それは100人いれば100通りの人生があるからです。ある人には不要な保険でも別のある人にとっては非常に重要な保険の可能性だってあるのです。

大切なのはお客様の状況をよく考えて、本当にマッチする保険を提案することではないでしょうか。