生命保険は車の次に高い買い物といわれています。
「一体将来のリスクにどれほど備えて、どれほどのお金をかける余裕があるのか」について、しっかりマーケティングして営業攻勢をかけなければならないと思います。
昔の話を聞くと、生命保険は良く考えずに、親が入っていたからそこを選ぶとか、友達の入っているのを参考に選ぶとかそういうケースもよくあったということです。
まずは、独自に営業をする前にファイナンシャルプランナーへの相談の顧客や、生命保険の必要性をしっかり説明するようにしたいですね。
ノルマが辛い時は見返して!生命保険営業に対する消費者からの要望3選
生命保険に入れないとあきらめている人たちのニーズ
私は統合失調症と診断されて、通院もしているため、契約できない保険が結構あります。
受けられない保証に、働けなくなった時の給与の補填や、通常の安い医療保険などは契約できません。
以前に持病をかかえる人は保険対象外だったが、3大疾患を抱えていても入れる保険商品ができたように、障碍者向けの保険商品を開発してはどうでしょう。
今はうつ病をはじめ日本の精神疾患患者数は419.3万人と増加しています。
その人たちも入れる医療保険や保証を拡充してみてはどうでしょうか?
一般的に持病や精神疾患を抱える人は何度も入院したり保険を多額に請求する可能性が高いため、保険料を高くしたり制約を設けている事が多いようです。
今ある制約条件や生命保険支払い条件の見直し
新規商品の開発もですが、寄贈の保険商品の中にも、手術をしたが契約してから5年以上たたないと保険適応にならないケースもあります。
様々な制約があり、既存の保険商品の条件を緩和してもっと自由度を持たせ、さまざまなリスクにそなえる工夫をしてみることも必要ではないでしょうか?
保険会社は、機関投資家にもなっており保険料以外にも収益の柱を作ることができます。
いかに保険金を支払わないかという発想より、いかに収益を上げて手厚い補償に備えるという発想が大切だと考えます。
株式や債券投資など機関投資家として利益を上げることができるのだからその利益を有効活用することも今後の課題だと思います。
スポーツ保険の見直し
今健康な人でもスポーツをすると、ハードスポーツのラグビー、アメフト、アイスホッケーなどは歯が折れたり骨折したりねんざ、打撲などは日常茶飯事です。
そういう保証をきちんとしてくれる保険があると安心できます。
今のスポーツ保険は団体で4人以上の人が集まらないと入れません。
個人でスポーツを始めたり体育教師や小学校の先生は一人で生徒の授業をすべて見なければなりません私の小学校の先生は皆でキックベースをしていて足を骨折して松葉づえをついてました。
個人でそういう保証ができるようになると加入する人も増えるのではないでしょうか。
今回はスポーツ保険は傷害保険という範疇になっていますがケガで入院とかも十分考えられるので生命保険で扱うようにしたら良いと思います。
ケガの場所によっては首とか下半身不随のようになってしまう場合もあり怖いです。
今パラリンピックが終わりましたが障害を持った選手の原因を見てみると事故だったり練習中のけがも結構あるようです。
掛け金によっては、生涯補償できるような商品も出てくれば良いと思います。
ノルマを達成する営業マンは考えている!将来、保険料をどう運用するのか?
営業活動を行う上で、営業のコツやノウハウを語る前に、まず、被保険者として消費者目線で生命保険とはどんな場合にどのような人達に必要とされているのかなどを纏めてみました。
リスクをヘッジするためにお金をかけるという発想は定着しつつありますので、そうして集めた保険料をどう運用していくかが今後の課題だと思われます。
もっといい商品ができて老後や将来不安が少しでも解消されるようなそんな生命保険であってほしいと思います。