「営業活動」と聞いたとき、どんなイメージを抱きますか。朝から晩まで個人や企業を渡り歩く営業マンや電話でアポイントメントを取って訪問する人達等、多種多様です。
しかし、そんな営業スタイルが今後大きく変わるかもしれない存在が現れました。それがSNSです。
今回の記事では、SNSで今後どんな営業スタイルが確率されていくのかを紹介していきます。
見込み客探しに!生命保険の営業マンなら覚えておきたいSNSの3つの活用法
SNSってそもそも何?
SNSとは「ソーシャルネットワーキングサービス」の略です。スマートフォンやパソコンを使って、人間関係を構築することを目的とした、オンライン上のコミュニティサービスの総称のことを指します。
その主な種類は以下の通りです。
- Twitter⇒短文SNS
- Facebook⇒日記SNS
- LINE⇒チャットSNS
- Instagram⇒写真SNS
- Youtube⇒動画SNS
- Clubhouse⇒音声SNS
見込み客を探そう!実例を通したSNSを活用するコツ!
SNSの活用法とは「関係強化」にあります。つまり、会社と関係のある人脈や企業、顧客とのより良い関係を深めるためにSNSを活用していくという考えです。
SNSと聞くと「新規事業開拓」を連想する人もいるでしょう。これだけ広まっているからこそ、何か新しい事業を始めることで、会社の知名度を上げたいと考えたいと思う人も中にはいます。
ただ、そこに行き着くまでには「基盤」をしっかりと整える必要があります。そこを疎かにしてしまうと、会社そのものが成立しないからです。
友好状態を高めた上で、新しい事業への足掛かりを作る上で、SNSは活用しましょう。
関係強化の例①面識ある人と繋がる
面識がある人は必ずしも、相手企業の人だけとは限りません。商品を扱う過程で知り合った「個人」であっても構わないと言えます。
ただ、いきなり「SNSで繋がってください」と言ったらかえって、相手の不信感を高めるだけです。
きちんと、要件を伝えてから、承諾してくれるか否かを判断していただくようにしてください。その名目は「今後のビジネス上でのお付き合い」や「アフターケアをしたいから」と言ったような、仕事に関わることを中心に切り開いていった方が話に信憑性が増します。
プライベートな部分に切り込むのは、もう少し、親交を深めてからで大丈夫です。
関係強化の例②定期的に情報を投稿する
お仕事やプライベートの情報を、定期的に投稿するようにしましょう。前者の場合、直接出向かなくても会社内で取引の内容を知らせることができます。それによって、仕事が忙しい繁忙期の時では、時間と場所を節約することができるので便利です。
ただ、突発的だと情報に対応できなかったりするので、普段から行うことで情報提供に慣れ親しんでもらうようにしてください。
プライベートの情報は、相手に「親しみ」を持ってもらうことが目的です。取引先相手が、きちんと血肉の通った相手だと認識してもらうことで、今後の交流をより良くするために必要となります。
関係強化の例③繋がった人の投稿にリアクションをする。
挨拶をされたら挨拶を返さなくてはならないように、ネット上での相手からの投稿にはリアクションには誠実に対応するようにしましょう。
こちらから一方的に情報を提供して終わりにするのではなく、反応を返してくれたことに対しての精一杯のお返しをした方が印象が良いです。
無論、それは、言葉で返すこともそうですが、電話やメールでお礼を言ったり、直接出向くことで、こちらの真剣さをアピールしていくこともできます。
SNSは「一方通行」ではなく「相互理解」の場でもあることを知ってもらう上でも、反応を示すことは必須条件です。
見込み客探しの必須アイテム!ビジネスSNSの地位は、今後ますます高くなっていく
SNSが今後の営業活動にどんな影響をもたらすのかを見ていきました。
アメリカでは、SNSを活用した営業活動は飛躍的に進んでいる報告がありますが、残念ながら日本はそうではないです。
何故なら、日本ではSNSに対してのマイナスのイメージが高かったり、禁止事項があったりするため、導入に積極的ではない企業が多いからです。
しかし、今後SNSの占める地位は高くなっていくことが予想されます。時代に乗り遅れないためにも、ルールの範囲内でも良いからSNSを活用した営業活動をしていくことをおすすめします。