営業は、自社の商品やサービスを相手に売る仕事です。
しかし、その種類は「法人営業」や「個人営業」と言ったように分かれています。
今回の記事では、この二つの違いを紹介します。
生命保険の営業の種類が分からない新人営業マン向け!法人営業と個人営業を区別しよう
生命保険の法人営業とは何なのか?
法人営業とは「会社や企業」を対象にして行う営業活動のことです。一回の取引で、数千万円単位のお金が動くことがある程の大規模な営業形態になります。
経営や事業に関する知見を磨きたい人に、向いている営業職種と言えるでしょう。
生命保険の個人営業とは何なのか?
個人営業とは、一般住宅や個人経営の小規模なお店に出向いて行う営業活動のことです。
大きい営業活動に取り組むために必要な経験を積める職種と言えます。
法人営業と個人営業の違い①決裁のスピード
ここで言う「決裁」とは取引に対して「承諾」する権限のことを指します。そして、この決裁を出すスピードは個人営業の方が早いです。
個人営業の場合だと、今、目の前の相手に「承諾する・承諾しない」の権限が集中しています。つまり、スムーズにことがすみやすくなる可能性が高いです。
ただ、法人営業の場合だと決裁権は目の前の相手にあるわけではなく、その人の上司にあるケースが多くあります。よって、承諾を得るための時間が多くかかり、スケジュール調整を余儀なくされる事態が生じるでしょう。
法人営業と個人営業の違い②情報収集の有無
情報収集とは、営業先の相手を調べる作業のことです。
ただし、個人営業の場合「プライバシー」のこともあり詳しい内部事情を得ることは困難になっているでしょう。
しかし、法人営業はその限りではありません。何故なら、商品やサービス、SNSを通してある程度の情報公開を行っている企業が沢山あるからです。
よって企業を分析する必要が生じてきます。企業知識や業界動向を学び、顧客のニーズや経営戦略を分析した上で、営業に臨まないといけません。
法人営業と個人営業の違い③得られる結果の違い
法人営業の場合だと、企業が相手です。よって取引したことで、相手の知名度を上げて顧客企業の成長に貢献できたという達成感を味わうことができます。
それに対して、個人営業は法人営業と比べると取引額も人数も小規模です。しかし、1人の人生により良いものやサービスを貢献できたと感じることができます。
生命保険の営業マン向き不向きは、挑戦してみて初めてわかる
法人営業と個人営業の違いを3つの視点から見ていきました。取引額やビジネススケールの大きさ、知名度による違いなど沢山あります。
営業の向き不向きはありますが、誰だって最初は初心者です。
最初から選り好みをするのではなく、挑戦してそこから自分に向いている営業スタイルを見極めることが大切になります。