テレビを見ているとき割と目にするのはネット保険のコマーシャルが流れているときが多いです。
ネットは安い!お得!と言う風にタレントさんが紹介しているのを全く見た事がないと言う事はあまりないと思います。
それでは皆さんは、ネット保険と窓口保険、どの程度違いを知っているでしょうか?
私の周りの人たちの反応をいくつか書き込みます。
- ネット保険の方だと人件費がない分安いのだろうか?
- フォローや対応に差が出たりしないか?
- 支払いの時担当者が居ない事が不利にならないか?
- 本人の確認が必要なものはどうするのか?
こういった感じの疑問や質問などが上がりました。
このネット保険と窓口保険、皆さんはしっかりと説明ができますか?
今回のライティングではネット保険と窓口保険、その両方のメリットデメリットや違いなどをしっかり理解して説明する時にしっかりと説明できるように学んでいきます。
生命保険営業マンなら知っておきたい!ネット保険と窓口保険の異なる仕事内容
ネット保険のメリットデメリット
ネット保険のメリット
ではまずはネット保険と言うのはどういうものなのかの説明から始めたいと思います。
ネット保険、最大のメリットはやはり価格が割安で加入できるという点です。
価格を抑えていられるのは人件費、店舗運営費、事務費用の削減が出来るから安く提供できるに付きます。
ネット保険の価格が安い理由①:人件費
窓口保険では窓口で対応する人の人件費が発生してしまい、どうしてもその金額分をお客様に負担して頂かないといけなくなります。
ネット保険の価格が安い理由②:店舗運営費
こちらはお店を運営する上で欠かせないテナント料だったり椅子やテーブルと言ったりする類まですべてを含みます。
窓口で時間を待っていただく際に欠かせない物なのでこれもどうしても必要となります。
ネット保険の価格が安い理由③:事務費用
これは少々分かりにくいかもしれませんが大雑把には事業を管理・運営するために必要とする費用をまかなう為のお金です。
例えば書類を作るための紙やボールペンと言った店舗運営費とはまた別の店舗を管理するために必要な資金となります。
これら三つの負担は全てお客様に対応する窓口では窓口保険で発生してしまいます。
店舗に人が居るのですから人件費は必要ですし、店舗を構えるのですから店舗運営費、管理するための事務費用などが発生してしまいます。
これらの発生した費用は契約するお客様にいってしまう為に、どうしてもネット保険よりも高い金額となってしまうのです。
ほかにも幾つかネット保険のメリットを挙げてみます。
- 24時間いつでも申し込むことが出来る
- 選択肢が少ないが、少ないからこそシンプルで分かりやすい保険を選べる
- 自分で調べる事が必要な事から自分で納得した保険選びが出来る。
このような点がネット保険ではメリットとして上げられると思います。
ネットでいつでも申し込めることが出来るのは強みです。
夜遅く、或いは朝早い時間しか空いていないけど保険に入りたい。
特約が多くて複雑な保険に入るのに抵抗がある。
これらの人もネット保険を使う事があると思います。
ネット保険のデメリット
では全部が全部、窓口保険をネット保険になってしまうのと言うとそうではありません。
ネット保険のデメリットとして上げられる点は
- 自分で保険を選択する為に、前もってある程度の保険の知識が必要となる点
- 特約の種類が少なくオーダーメイドは行いにくい点
- 貯蓄型やリスクのある保険は選べない点
- 審査が厳しい点
ネット保険の場合、営業である自分たちと同程度、あるいはそれ以上の知識がなければそもそも選ぶことも出来ません。
選ぶことが出来ないのは保険を理解していないからで、理解していないと特約などの種類の少なさから個人に沿ったオーダーメイドの保険も用意することが出来ないと言う事になります。
さらにネット保険は掛け捨てが基本となるので貯蓄型やリスクのある保険で選べるものは少ない、或いは全くないという状況です。
そして割と見過ごしやすい誤字脱字、さらには記入ミスで審査が通らない、通りにくいという点も上がります。
窓口保険に求められるもの
以上の点を踏まえ、窓口保険としてどういう風にすれば良いのか。
- 真摯に対応する
- 生活に沿うようなオーダーメイドの保険を作る
- 掛け捨てだけではなく、貯蓄や必要に応じてリスクのある保険を選ぶ
- 書き間違いなどがないかしっかりと確認する
この四点をしっかりと行い、ネットでは得られない安心をしっかりと提供していくことが大事となります。
年収アップを目指すなら、人に寄り添う営業を心がけよう!
いかがだったでしょうか?
ネット保険が安い!お得!と言われていてもその保険の知識なしにただ安いだけの保険を選ぶ人は少ないです。
ならば窓口、或いは相談員として相談された際には真しに根気強く、丁寧に対応していかなければいけないと思います。
現在はコロナ渦と言う事もあり中々対面での相談と言うのは難しいのが現状です。
それでも営業として考えるなら保険の事が分からない人に寄り添って保険を一緒に考えていくことがとても大事になると言う事を知って頂ければ嬉しい限りです。