これまでは「人脈=人との繋がり」を構築するなら、企業に何回も出向くのが一般的でした。
しかし、現代ではSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が発達し、気軽に人と繋がっていける時代になりました。
今回の記事では、顧客との関係を深める・作っていく過程において有効なSNSを紹介します。
生命保険営業インセンティブアップのコツ!SNSを活用して人とつながる方法
人脈は無意値ではない
SNSが発達した現代社会において、足を使って作り出す「人脈作り」は無意味なものとなったのでしょうか。
結論から言うと、無意味ではありません。
そもそもSNSとは、新しい繋がりを作るだけではなく、今まで培ってきた顧客や企業との繋がりを深めるためのツールでもあるからです。
だからこそ、過去においての人脈づくりが意味をなすことになります。より良い関係をこれから作っていくためにも、地道な人脈作りは大切です。
そして、SNSはそんな人脈づくりをサポートしていける力を持っています。
おすすめのSNS①:Youtube
「Youtube」とは音声付動画共有サービスのことです。自分が撮影した動画をweb上にアップロードして、他のユーザーと共有できます。
しかも、アップされたムービーファイルは、PC環境問わずWebブラウザで閲覧が可能です。そして、動画に対する評価やコメントも送ることが可能となっています。
Youtubeの活用方法
Youtubeを使った営業戦略は以下の通りです。
- 自社の商品やサービスを紹介する。
- 会社説明及び業界を紹介する。
- 従業員を紹介する。
基本、Youtubeを使う目的は「自己紹介」です。それは、直接顧客を訪れたり、顧客に尋ねてもらう手間が省けるからです。あらかじめアドレスとユーザー名を教えておけば、空いた時間にスマートフォンやパソコンで視聴できるため、出向くコストが削減されます。
また、いつでもどこでも見ることができるので「強制」要素がなく「自由」に視聴することができるのが売りです。
同じ用途で使われる代表的なSNSとして「Facebook」や「Instagram」があります。ただ、前者と比べると「動き」が付くので、より臨場感がある世界を体験することができます。
しかも、チャンネルに「紹介欄」もあるため、興味を持っていただいた方々に対してはより深い情報を提供することも可能です。そこから簡単に、人脈の網が作られるきっかけにもなります。
Youtubeを扱う上での注意点:節度を守る
節度を守るとは、どういうことなのでしょうか。それは、社会活動をしている以上は一企業として恥ずかしくない、堂々とした姿勢で、情報発信に臨まなければならないということです。
顧客の情報や機密事項を動画公開することで注目を得ようとするのではなく、最低限守らなければならないルールの基で発信してください。
自分たちの企業の長所と短所を分かりやすい言葉と表現で、顧客が肩の力を抜きながら聴けるような動画を作って欲しいです。
また敢えて、自分たちの弱い部分をさらけ出すことで、信頼度を上げることも必要となります。更には、視聴者に意見を求めることで、今後の企業活動に活かしていくことも忘れないでください。
おすすめのSNS②:Twitter
Twitterは140文字以内の「テキスト=ツイート」を投稿するSNSです。リアルタイムで投稿されるため、情報が比較的に新しいのが特徴となります。
Twitterの活用方法
Twitterはツイートを通じて、沢山の人と繋がることができるSNSです。
また、自分達の発言が「リツイート」されれば、他のユーザーへ次々に拡散されていき交友関係も広がっていきます。それを利用して、まだ会ったことがない企業や個人と繋がり、お仕事のチャンスが得ることができる可能性が高まります。
Twitterを扱う上での注意点:情報の扱い方に注意する
企業に関わる不確かな情報をむやみに流してはいけません。その情報を信じたり、面白おかしく広げようとする人が世の中には少なからずいます。情報が広く拡散されたら「嘘」の情報が「真実」として捉えられてしまう危険性があります。
そうなったら、企業の信頼が大きく揺らいでしまうでしょう。
だからこそ、情報発信の際には、取り決めを交わしたうえで発信しても良いのか決めます。
おすすめのSNS③:Instagram
Instagramとは「Instant Telegram(インスタント テレグラム)」を略した造語です。「瞬時に」と「電報」が合わさった言葉で、撮った写真や画像をその場ですぐに投稿できるSNSとなっています。
Instagramの活用方法
Instagramは、写真や画像を加工することができます。
例えば、企業活動の一部を切り取った場面が、説得力に欠けていると思ったら画像処理をして見栄えを良くすることができます。そうすることで、集客性を高めて企業や個人への関心を集めることが容易になりやすいです。
Instagramを扱う上での注意点:加工をしすぎない
Instagramの加工機能を使うのが楽しくて、ついつい見栄えを良くしすぎてしまうことがあります。
しかし、どんな情報を発信したいのか読み取れなかったり、画像や映像の中身そのものの正体が掴みにくくなってしまう事態が起こることが考えられます。
だからこそ、根幹となる情報部分には手を加えずあくまで「引き立てる」ことに徹することに力を入れて欲しいです。
おすすめのSNS④:Facebook
Facebookとは、記事や写真、自己紹介文などを投稿することで人々と交流を図ることができるSNSです。
更に同じ趣味・趣向を持った人同士の集まり、いわゆる「グループ」も作ることができ、コミュニケーションを取りやすいのが特徴的です。
Facebookの活用方法
Facebookには「広告作成ツール」が用意されています。これは専門的な知識がなくても、広告活動ができる優れモノのツールです。
Facebook利用者が毎月20億人いる以上は、人の目に触れる可能性が高くなるため、企業戦略に有益になる可能性が高いのが特徴となります。
Facebookを扱う上での注意点
Facebookは写真が流出したり、記事の内容で動向が推測されてしまう危険性を秘めたSNSです。だからこそ、個人が特定できる写真を安易に公開しない。また、乗っ取られる可能性を考えて、IDやパスワードの管理は徹底的に行うようにしてください。
SNSの人脈作成で、生命保険の営業もうまくいく!
SNSを活用した人脈の作り方を紹介しました。
ただ、日本は海外諸国と比べて「SNSによる人脈作成には必要性が感じられない」という認識が強いため、中々普及していないのが現状です。
しかし、SNSは日本国内だけではなく海外の人々の目にも止まらせることができます。「少子化」が進んでいく日本だからこそ、国内だけではなく海外の市場視野も見据えることが必要となります。
そのためには、いかにSNSを活用していけるのかが業界で生き残れる境目となるでしょう。だからこそ、是非ご検討お願いします。