名刺は営業マンの方であれば、特にこれといって気にせず毎日使用しているビジネスツールではないでしょうか?
ビジネスツールであり、コミュニケーションツールであり、初めてお会いする方にとって「自分はこういう者です」と示す非常に重要なもの。名刺にはどういうタイプが存在して、どういう形があって、そしてどういうデザインであれば印象に残りやすいのか、記事を書いてみたいと思います。
第一印象は新規開拓のポイント!名刺のサイズってどんなものがあるの?
名刺のサイズは様々で、日本では原則4号と呼ばれる91×55ミリの通常サイズの名刺が活用されていますが、欧米サイズ(89×51ミリ)の名刺を持つ方も増えています。
欧米サイズの名刺をもらった時の感想は、一言、「スマート!」な感じがします。絶妙なサイズ、フィット感、特に最近では女性からの欧米サイズのご注文が増えているように思います。
格好良く仕事をこなすキャリアウーマンの方々には欧米サイズ+デザインのこだわり+特別な台紙という風にこだわることで自分自身を鼓舞させる格好良い名刺ができるかもしれません。
第一印象は新規開拓のポイント!名刺の印象を左右するところってどんなところ?
名刺はビジネスの世界ではいわば自分の分身。どんな印象を与えたいかによってデザインやレイアウトも全く変わってくると思います。それを見ていきましょう。
用いるべきフォントって何ですか?
デザインやフォントを考えた時、まず気をつけるべきことは取捨選択を上手くやることです。ラーメンでいう「全部盛り」感覚で色々なフォントを盛り込んでしまったときは、その名刺はもはやデザイン的作品でなく落書きのようになってしまいます。
統一感のないデザインは見ていてなかなか気持ちの悪い感覚を与えてしまいます。名刺で用いる文章をいろいろなフォントで書き出してみましょう。名刺に記載する文章で伝えたいのはどんな印象ですか?朗らかな印象?真面目な印象?スピーディな印象?それともポップな印象?
色々ありますね。そんなポイントもフォントで実現可能になるかもしれません。
レイアウトって重要なの?
もちろんレイアウトも重要です。名刺のみならず、あらゆるデザインにとって、レイアウト、スペース(余白の使い方)というのは非常に重要です。どれだけ読みやすいかどれだけ理解しやすいかという部分に重点を置いて考えてみると良いかもしれないですね。
適切なレイアウトとスペーシングがされているデザインは非常に読みやすく、またその言葉がすっと頭に入ってきやすいものです。
名刺に使うカラーはどんなのがいいですか?
それぞれの人や会社にとってのイメージカラーもありますが、色そのものにも個性や色のイメージというものが関わってきます。カラーセラピーというのもあるくらいです。
例えば
- 白:純粋、始まり、正直、光、やさしさ、シンプルなど
- 黒:思い、硬い、おしゃれ、引き締まった印象、闇など
- 赤:エネルギー、炎、興奮、やる気情熱的等
- 黄:希望、パワー、輝きや栄光など
- 緑:バランス、安心、癒し、自然、成長、健康など
- 青:冷静、落ち着き、海、清潔、クールなど
- 紫:高貴、癒し、妖艶で怪しげ、雅など
- ピンク:愛情、解放感、幸せ、甘い、幼さ、かわいいなど
それぞれのカラーにもこんなイメージがついて回ります。
フォントカラー、台紙カラー、ロゴカラーなどなどそれぞれが人に与える印象を考えると非常に奥が深い要素となります。このような点を検討しつつ名刺を作ってみてはいかがでしょうか?
新規開拓の決め手!生命保険営業マンの印象を決める理想的な名刺とは【まとめ】
私が使用していた名刺は会社名、役職、名前、会社の住所、メールアドレスのようなシンプルなものでした。会社によりデザインが決まっていることもあるかもしれません。
しかし、デザインにいくらか工夫することが可能であれば、自分の担当業務などの記載があれば、もっとビジネスシーンで活躍する名刺となるかもしれません。会社名と役職以外に自分がなんの仕事をしているか相手に伝えたいものです。
個人でデザインが可能であれば、名刺にこだわりを持って営業ツールの一つとして活用するのも良いことだと思います。皆さんもデザインにこだわりを持ってみてはいかがでしょうか。